メンズ脱毛には、様々な種類がありますが、それぞれ脱毛効果が違う事をご存じですか。また、セルフ脱毛とサロン脱毛でも、脱毛の種類や効果は異なります。そこで、今回はセルフ脱毛とサロン脱毛別に、メンズ脱毛の種類や効果を紹介していきます。
セルフメンズ脱毛の種類や効果を6つ紹介
自分で脱毛を行うセルフ脱毛の種類は、以下6つです。
- 毛抜き
- カミソリ
- ワックス
- 脱毛クリーム
- シェーバー
- 家庭用脱毛器
気軽でコスパにも優れるセルフ脱毛を、多くのメンズが実践していますので、種類別の特徴や効果を次で見ていこう。
セルフメンズ脱毛の種類やその効果①毛抜き
メンズセルフ脱毛の種類1つ目は、毛抜きです。
毛抜きを購入するだけなので費用負担も少なく、簡単で手軽な脱毛方法として知られています。
また、次に毛が生えてくるまで、2週間から8週間程度効果が持続します。
しかし、無理やり根本から毛を引き抜く脱毛方法なので、肌や毛穴への負担も大きいです。
そのため、傷から菌が侵入して毛穴が炎症したり、埋没毛になったり、毛穴が厚く硬くなり見た目がぶつぶつになったりなど、様々な肌トラブルに繋がりやすい脱毛方法です。
セルフメンズ脱毛の種類やその効果②カミソリ
メンズセルフ脱毛の種類2つ目は、カミソリです。
カミソリで生えている毛をカットする脱毛方法で、手軽さやコスパにも優れています。
浴室で脱毛できる点も魅力ですが、効果は2日から3日程度と短いです。
また、肌も一緒に削り取られる事が多いので、肌への負担も大きいです。
そのため、以下を始め様々な肌トラブルの原因にもなります。
- かゆみ
- 炎症
- 出血
- 吹き出物
- ニキビ
- 乾燥
セルフメンズ脱毛の種類やその効果③ワックス
メンズセルフ脱毛の種類3つ目は、ワックスです。
脱毛部位にワックスを塗って毛を絡ませ、固まったワックスを剥がして脱毛します。
毛穴から毛を抜き取るので、効果は10日から2週間程度続きます。
また、デリケートゾーンのワックス脱毛を、ブラジリアンワックスと呼ぶ事も多いです。
加えて、ワックスには以下の2種類があります。
種類 | 処理方法 | 必要な毛の長さ |
---|---|---|
ソフトワックス | ワックスを塗り、その上に不織布の布を張り付けて処理する | 1cm以上 |
ハードワックス | ワックスのみで処理する | 2mm以上 |
セルフ脱毛の際のポイントは、脱毛部位の肌を押さえながら、毛流れと逆方向にワックスを剥がす事です。
産毛の脱毛も可能ですが、ワックスを剥がす際に角質も一緒に剥がれてしまうので、肌への負担も大きいです。
また、脱毛後は毛穴が開き、細菌等が侵入しやすくなります。
そのため、以下の肌トラブルの原因にもなります。
- 炎症
- 毛穴からの出血
- 埋没毛
- 毛嚢炎
セルフメンズ脱毛の種類やその効果④脱毛クリーム
メンズセルフ脱毛の種類4つ目は、脱毛クリームです。
脱毛部位に、毛のタンパク質に反応して毛を溶かす脱毛クリームを塗り、規定時間放置します。
その後、付属のスポンジやスパチュラを毛流れの反対方向に滑らせ、脱毛クリームをオフします。
また、拭き取りタイプだけでなく、洗い流しタイプもラインアップ中です。
コスパや手軽さに優れる脱毛方法ですが、効果は約3日から5日程度と短いです。
加えて、肌もタンパク質で作られているので、炎症などの肌トラブルに繋がるケースもあります。
さらに、顔やデリケートゾーンの脱毛には使用不可の商品がほとんどです。
セルフメンズ脱毛の種類やその効果⑤シェーバー
電動のボディシェーバーを使い、生えている毛をカットします。
効果は1日から2日と短いですが、刃が直接肌に触れないので、肌への負担は少ないと言えるでしょう。
しかしながら、脱毛後の保湿対策を怠ると、乾燥や肌荒れの原因になります。
メンズ用シェーバーの価格は千円以下から1万円以上まで幅広く、T字型やI型、防水型など種類も豊富です。
さらに、毛の長さを調節できるアタッチメント付き商品もあります。
セルフメンズ脱毛の種類やその効果⑥脱毛器
メンズセルフ脱毛の種類6つ目は、家庭用脱毛器です。
1週間に1回か2回程度、脱毛部位に家庭用脱毛器の光やレーザーを照射します。
この作業を繰り返す事で、脱毛部位の毛が減っていきます。
家庭用脱毛器の種類は、以下の2種類です。
種類 | 仕組み |
---|---|
フラッシュ式 | 光を照射して毛根に熱を与え、毛を減らす |
レーザー式 | メラニン色素に反応するレーザーを当てて、毛根にダメージを与え、毛の再生を抑えながら毛を減らす |
レーザー式の方が早く効果がでますが、フラッシュ式よりも痛みが強く、1度に照射できる範囲が少ないです。
両タイプ共に価格は様々で、カートリッジ交換ができる商品もあります。
また、ランニングコストを考えると、経済負担は少ないと言えるでしょう。
2カ月から3カ月程度で、効果を実感するメンズが多いと言われていますが、使用脱毛器や個人によっても異なります。
サロンメンズ脱毛の種類や効果を3つ紹介
サロンやエステ、クリニックに出向き、プロによる脱毛施術を受けるのが、サロン脱毛です。
デリケートゾーンや背中など、目視が難しい部位の脱毛にも適しており、近年はメンズ専用サロンも増えています。
医療機関での脱毛は、医療脱毛やクリニック脱毛とも呼ばれており、医師や看護師が施術します。
サロン脱毛には、以下の種類がありますので、種類別の特徴や効果を次で見ていきましょう。
- 光脱毛
- 電気脱毛
- 医療脱毛
サロンメンズ脱毛の種類や効果①光脱毛
メンズサロン脱毛の種類1つ目は、光脱毛です。
黒いメラニン色素に反応する光を脱毛部位に繰返し照射して、毛を減らしていきます。
サロン脱毛3種の中で最も痛みが少ない方法ですが、通う期間は1番長くなる事が多いです。
1カ月から4カ月に1度のペースで通所し、通所を止める程の効果を得るまでには、2年から3年程度かかるでしょう。
サロンメンズ脱毛の種類や効果②電気脱毛
メンズサロン脱毛の種類2つ目は、電気脱毛です。
電気脱毛は、ニードル脱毛とも呼ばれており、毛穴に刺した針に電流や高周波を流し込み毛根を破壊します。
また、より効果の高い医療機関の施術なら永久脱毛が可能で、サロンの場合は減耗が期待できます。
加えて、毛を1本ずつ脱毛していく方法なので、広範囲の脱毛には時間が必要です。
サロン脱毛3種の中で最も痛みが強いと言われていますが、産毛や白髪、肌に色素のある部位の脱毛も可能です。
1カ月から2カ月に1度ほどのペースで通所し、通所を止める程の効果を得るまでには、1年から1年半程度かかるでしょう。
サロンメンズ脱毛の種類や効果③医療脱毛
メンズサロン脱毛の種類3つ目は、医療脱毛です。
医療機関に出向き、医療従事者によって、脱毛部位にレーザーを照射してもらいます。
すると、黒いメラニン色素に反応するレーザーが毛根を死滅させます。
永久脱毛が可能ですが、使用レーザーによっては日焼けや色素沈着部分の毛、産毛の脱毛ができません。
また、サロン脱毛3種の中で施術回数が最も少ない方法ですが、永久脱毛効果を得るまでに、1年半から2年程度の通院が必要です。
痛みの程度は、使用レーザーの種類で異なり、ダイオードレーザーが最も痛みが少ないと言われています。
メンズ脱毛の種類や効果を調べて好みの方法をチョイスしよう
メンズ脱毛の種類やその効果を調べると、自分に合う脱毛方法を見つけやすくなります。
セルフ脱毛派のメンズは、できるだけ肌や毛穴に負担をかけない方法を選びましょう。
また、脱毛の種類に関係なく、美肌を保持する為に、ぜひ脱毛後の保湿ケアにも力を入れてください。