育毛の大敵は男性ホルモン？！育毛と男性ホルモンの関係や対策を徹底解説

2021/03/16 4分

あなたの体内の男性ホルモンが、育毛を妨げているのかもしれません。今回は、男性ホルモンが育毛を邪魔する理由や仕組みを解説します。また、男性ホルモンが育毛を妨げている場合の対策や男性ホルモンの抑制に役立つおすすめサプリについても、チェック可能です。

育毛と男性ホルモンの関係や対策について見ていこう。

1 育毛の大敵は男性ホルモン？男性ホルモンが育毛を邪魔する理由や仕組みを解説
2 男性ホルモンが育毛を邪魔するAGAの症状とは？ホルモン以外のAGAの原因も紹介
3 育毛を妨げる男性ホルモンの対策は？AGAの治療方法を解説
4 男性ホルモン抑制に役立つおすすめサプリメント2種
5 育毛を妨げる原因の1つが男性ホルモン
6 その他のヘアケア情報をチェック

育毛の大敵は男性ホルモン？男性ホルモンが育毛を邪魔する理由や仕組みを解説

育毛に力を入れているのに、なかなか結果が出ないと言う男性もいるでしょう。
もしかしたら、あなたの体内の男性ホルモンが、育毛を邪魔しているかもしれません。
ここでは、男性ホルモンが育毛を邪魔する理由や仕組みを紹介します。

男性ホルモンが育毛を邪魔する理由はAGAの原因の1つだから

男性ホルモンが育毛を邪魔する理由は、AGAの原因の1つだからです。
AGAとは、20代以上の男性の3人に1人が発症すると言われる、進行性の男性型脱毛症の事です。
AGAになると、抜け毛が増えて、次第に薄毛となっていきます。
では、AGAの原因が男性ホルモンの場合、どの様な仕組みで育毛を妨げるのか、次で詳しく解説します。

もちろん、薄毛や抜け毛の原因はAGA以外にもあるよ。

AGAで男性ホルモンが育毛を邪魔する仕組み

AGAの原因が男性ホルモンの場合、男性ホルモンが育毛を邪魔する仕組みは以下です。

男性ホルモンのテストステロンが分泌される
1に還元酵素の5αリダクターゼが結びつく
男性ホルモンのジヒドロテストステロン（DHT）が生成される
3が毛母細胞の働きを阻害し、脱毛を促す

つまり、AGAの原因が男性ホルモンの場合は、5αリダクターゼやDHTを抑制すると、薄毛や抜け毛が改善する可能性が高いです。
しかしながら、男性ホルモンは様々な役割を果たしています。
例えば、テストステロンは骨や筋肉作り、生殖機能や闘争本能の向上など様々な役割を担う男性ホルモンです。
また、DHTと表記される事も多いジヒドロテストステロンは、男性外生殖器の形成に大きく関わっています。
男性ホルモンの量は個人によっても違うので、育毛のために男性ホルモンを抑制したい男性には、専門病院での治療がおすすめです。

AGAになると、髪が太く長くなる前に抜け落ちて、細く短い毛が増えるので薄毛が目立つよ。

男性ホルモンが育毛を邪魔するAGAの症状とは？ホルモン以外のAGAの原因も紹介

では、AGAになると、どの様な症状が表れるのでしょうか。
そこで、ここではAGAの症状や男性ホルモン以外のAGAの原因を紹介します。
最近、抜け毛や薄毛が気になっていると言う男性も、ぜひご覧ください。

男性ホルモンが育毛を邪魔するAGAの症状

男性ホルモンが原因の1つであるAGAの症状は、以下です。

生え際が後退する
前頭部や頭頂部の抜け毛が増え、産毛が目立つ様になる
前頭部が薄毛になる
頭頂部が薄毛になる

上記の部位の抜け毛や薄毛が増加するのは、5αリダクターゼII型が多く存在する部位だからです。
では、5αリダクターゼの種類別に、多く存在する部位を表にて紹介します。

種類	多く存在する部位
5αリダクターゼII型	前頭部や頭頂部
5αリダクターゼI型	側頭部や後頭部

AGAが進行すると、I型が存在する側頭部と後頭部の症状も悪化すると言われています。
また、1部位だけでなく、複数部位の症状が同時に進行する男性も多いです。

生え際や頭頂部の産毛増加もAGAのサイン！

男性ホルモン以外のAGAの原因

男性ホルモン以外のAGAの原因には、以下などがあります。

遺伝
ストレス
生活習慣の乱れ

また、原因だけでなく、進行スピードも個人によって違うので注意しましょう。
病院の治療では、各種検査や問診等により、個人に合う治療法を提案してくれます。

過度な飲酒や喫煙、睡眠や運動の不足も、AGAの原因になると言われているよ。

育毛を妨げる男性ホルモンの対策は？AGAの治療方法を解説

育毛を妨げる男性ホルモンが原因でAGAを発症した場合、どの様な対策を取れば良いのでしょうか。
しかし、残念ながらAGAは自己治癒が難しい脱毛症なので、対策は病院での治療のみと言えるでしょう。
そこで、男性ホルモンが原因で発症したAGAの治療方法について、次で解説します。
ですが、あくまで参考情報ですので、実際に診察を受ける場合は、直接医院にお問い合わせください。

AGA治療での育毛を妨げる男性ホルモン対策①内服薬

AGA治療での育毛を妨げる男性ホルモン対策1つめは、内服薬です。
飲み薬により、男性ホルモンのDHTや酵素の5αリダクターゼなどの働きを抑制します。
しかし、即効性はないので、効果を実感するまで6カ月程度必要だと言われています。

病院での治療だけど、美容目的の治療とみなされるよ。つまり、健康保険等の対象外の治療となるので全額自己負担。

AGA治療での育毛を妨げる男性ホルモン対策②注射

AGA治療での育毛を妨げる男性ホルモン対策2つめは、注射です。
症状が出ている部位に、抗男性ホルモン剤を注射し、男性ホルモンの働きを抑制します。
また、女性ホルモン剤を注射するケースなどもあります。
内服薬と同様に即効性はなく、繰り返し、定期的な注射治療が必要です。

治療では、発毛を促す内服薬や外用薬、注射を併用する事が多いよ。

男性ホルモン抑制に役立つおすすめサプリメント2種

最後に、男性ホルモン抑制効果を期待できるおすすめサプリを紹介します。
AGAの症状が出ていないけれど、育毛に役立つサプリを探している男性も必見の内容です。
しかし、個人の体質や商品ごとの効果効能には違いがありますので、自己責任で服用してください。

男性ホルモン抑制に役立つおすすめサプリメント①ノコギリヤシ

男性ホルモン抑制に役立つおすすめサプリメント1つめは、ノコギリヤシです。
ノコギリヤシは、北米に分布するヤシ科の木で、その果実に多くの効果効能があると言われています。
また、育毛に効果的な男性ホルモンのDHTや皮脂分泌の抑制効果を期待できます。

ノコギリヤシの果実は、古くから民間薬として使われていたんだって。

男性ホルモン抑制に役立つおすすめサプリメント②亜鉛

男性ホルモン抑制に役立つおすすめサプリメント2つめは、亜鉛です。
亜鉛はミネラルの1種で、育毛を妨げる男性ホルモンの生成にかかせない、酵素の5αリダクターゼの抑制に役立ちます。
さらに、髪や頭皮の元となる、タンパク質の働きもサポートしています。

大豆製品に含まれるイソフラボンも、テストステロンの抑制に役立つと言われているよ。

育毛を妨げる原因の1つが男性ホルモン

AGAを発症している場合、育毛を妨げているのは、男性ホルモンかもしれません。
そのため、生え際や頭頂部の薄毛が気になり始めた男性は、専門病院での男性ホルモン抑制治療を検討してみましょう。
AGAを予防したい男性には、男性ホルモン抑制に役立つサプリの服用もおすすめです。